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ワイキキから車で1時間ほどのノースショアの小さな町Laieにある大学です。世界中70カ国以上から留学生が集い、約半数が留学生という国際色豊かな大学です。日本人留学生も多く、常に100人以上在学しています。

Major(専攻)とMinor(副専攻)とCertificate(検定)の中から、1つのMajorと2つのMinor/Certificateを取る必要があります。ハワイならではの観光学、海洋生物学などもを学べるのもBYUHの魅力です。音楽、グラッフィックデザインなどの一部の専攻では実技や成績での選考を通った生徒だけがその専攻を選択できます。途中で専攻を変えることは自由ですが、入学から4年以内に卒業しなければならないという決まりがあるため、頻繁に専攻を変えると卒業が難しくなるので注意が必要です(インターンシップや伝道は考慮されます)。

留学生は初めにEIL(English as an International Language)という英語のクラスを取り、論文の書き方やプレゼンの仕方などの大学生活に必要な英語力を身に着けます(TOEFL iBT80点以上の英語力を証明できればEILをスキップできます)。EILを取りながらでも余裕があれば他の授業を取ることができるのが、他の英語学校よりもおすすめできるポイントです。

授業は小規模で10人~20人のクラスがほとんどのため、クラスメートと仲良くなりやすいです。課題の量は日本の大学よりは多いですが、しっかり取り組めば週末は遊びに行く時間は確保できるでしょう。

  • Accounting(会計学)
  • Business Management(経営学)
  • TESOL(英語が母国語ではない人への英語教育)
  • Elementary Education(小学校教育)
  • Music(音楽)

年間を通じて最高気温が25℃~30℃と常夏のため、服装はTシャツに短パンにサンダルという軽装の人が多いです。しかし、図書館で冷房が効きすぎていたときや、夜の冷え込みに備えて長袖を用意しておいたほうが良いでしょう。キャンパス内の移動は徒歩かスケートボードを使う人が多いです。

BYUHの規則では、新入生は初めの3学期はHaleと呼ばれる学生寮に住むことになっています。Haleは2人部屋になっていて、さらに3部屋6人で共用するキッチン、トイレ、シャワーがついています。4学期目からはBYUHキャンパスの外(オフキャンパス)に部屋を借りることができます。Haleでもオフキャンパスでもすぐ近くに友達がいるので、楽しく生活できる環境になっています。結婚した夫婦はTemple View Apartment(TVA)に住むことができます。

レストランなどの一部のアルバイトではまかないがつくところがありますが、食事は基本的にはBYUHのカフェテリアで済ませるか、自炊をするかの二択です。カフェテリアにはMeal Planと呼ばれる1学期間有効なサブスクリプションが用意されていて、プランによってカフェテリアに入れる曜日が決まっていたり、食事ができる回数が決まっていたりします。Haleに住む場合はMeal Planはほぼ必須となっています。自炊をする場合は、BYUHから徒歩10分のFoodlandで食材を調達できます。ハワイということもあり、物価が高いです。日本食が恋しくなったときは、車かバスで片道1~2時間かけてドン・キホーテまで行けば、大抵のものは揃います。

ノースショアは大自然に囲まれているため、多くのビーチやハイキングスポットがあります。ビーチは、サーフィン、シュノーケリング、スピアフィッシングなど多種多様な楽しみ方があります。ウミガメが来ることで有名なビーチや、有名なガーリックシュリンプのお店もあります。

バスや車でノースショアを出るとダイヤモンドヘッド、パールハーバー、ドールプランテーション、ラニカイビーチなどの有名な観光スポットが数多くあるので、卒業までに一度は訪れておきたいものです。ワイキキ、ホノルルまで足を伸ばせば、ショッピングモールで買い物を楽しむこともできます。

BYUHの学生クラブは国ごとのクラブが主になっています。各国の食べ物を販売するフードフェスタや、ダンスなどのパフォーマンスをするカルチャーナイトは毎年開催され、各国のクラブが積極的に盛り上げます。他の国のクラブに入れば、異なる文化を学ぶ良い経験になるでしょう。

もちろん日本人クラブ(Japan Student Chapter)も活発に活動しています。BBQやハロウィーンパーティーなどの楽しいアクティビティから、ゴスペルフォーラムや企業研究会などの真面目な活動まで、様々な活動がが開催されます。

BYUHのクラブはBYUHのウェブサイトから確認できます。

BYUHの規則では、 学校期間中は週19時間まで、夏休みなどの休業期間には週40時間までアルバイトをすることができます。留学生はビザの関係でキャンパス内でしか働くことができませんが、BYUHでは隣接するポリネシアカルチャーセンターでも働くことができます。

ハワイ州の最低賃金$10.10で近年上昇傾向にあります。キャンパス内のアルバイトでも最低賃金は保証されているため、目一杯働くと

$10.10 x 19時間 x 4週間 = $767.6

となり、ここから税金が引かれるものの家賃と食費程度の金額は手元に残るでしょう。

アルバイトでは英語を使うことになりますが、中には日本語を教えたり、日本人観光客を相手にしたりと日本語を使うものもあります。英語力に不安のある学生でも雇ってもらえるアルバイトもあるので、興味のある人は積極的に挑戦してみてください。学年が上がりスキルも付いてくると、自分の専攻に関連するような仕事にも挑戦できます。BYUHのアルバイトのポジションには以下のようなものがあります。

  • ショーのダンサー
  • マーケティングスタッフ
  • ツアーガイド
  • レストランのウェイター
  • 売店の店員

  • 会計監査補佐
  • 大学広報部スタッフ
  • 日本語チューター
  • カフェテリアのスタッフ
  • 清掃スタッフ

BYUHには累計のGPA(アメリカの大学の4段階評価制度)3.75以上で貰うことができるDean's List Scholarshipがあります。支給額は $500です。他にも様々な奨学金制度がありますが、日本人が対象になるものは少ないです。

貧しい家族の学生のためにIWORKという授業料、住居費等を大学が負担してくれる特別な奨学金制度もあります。家族の収入が十分でないことを証明する必要があるため、本当に必要としている学生のための制度です。